学校行事・年間カレンダー

沖縄修学旅行(3年)
2016.08.10
行事

沖縄修学旅行(3年)

中学3年生は4月18日(月)~20日(水)まで、沖縄県へ修学旅行に行きました。意義ある行事にするため、学年で沖縄戦の実態について学ぶ機会を設け、さらに日頃とは異なる集団での生活における諸注意を確認するなど、事前学習を重ねて出発当日を迎えました。

【4月18日】朝、9時30分に中部国際空港に集合し、ANA303便にて沖縄へ出発しました。那覇空港に到着し、初日はまず平和学習を行いました。糸満市「沖縄県平和資料館」では、平和の礎(いしじ)と呼ばれる、戦死者一人一人の名前が刻まれた、1220面に及ぶ膨大なレリーフと資料館を見学し、犠牲となった尊い命の数に改めて驚く様子が見られました。「ひめゆりの塔」では、当時ひめゆり学徒隊が従事していた外科壕跡地に建てられた慰霊碑に向かって静かに合掌し、犠牲者の冥福をお祈りしました。併設の「ひめゆり平和祈念資料館」では、自分たちと年齢の違わない少女たちの悲惨な様子を、多くの生徒がメモを取りながら見学していました。その後、バスで移動し、現地のガイドさんとともに、避難所や野戦病院として利用された、自然洞窟・壕(ガマ)の中に入りました。狭く危険な暗闇の中に実際に足を踏み入れ、そこで起こった痛ましい出来事についての説明を受けることで、生徒たちは平和について学び、考えることができたことでしょう。同じ日本国沖縄において、島民の4人に1人が亡くなった激戦が行われた現実を決して忘れてはならないと強く思った初日でした。ホテルでの夕食は、バイキング形式で、ゴーヤ・チャンプルと沖縄産フルーツが大人気でした。

【4月20日】最終日は首里城見学と国際通りでの自由行動でした。首里城では建築文化と王国の歴史を学び、国際通りでは自分たちで昼食を取ったり、家族のためにお土産を選んだりして3時間ほどの自由時間を過ごしました。どちらも班での行動になるため、生徒にとっては、改めてお互いのことを理解し、協調性を養う貴重な機会となりました。

修学旅行のようす

ページの先頭へ